教育トークライン誌2025年10月号

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2025年10月号（No.586）は、「子供が熱中して思考する『生成AI』の使い方」の特集です！

　2025年10月号の特集は、「子供が熱中して思考する「生成AI」の使い方」です。
　生成AIは短期間に驚くほどの進化を遂げています。
　1年前までは不可能だったことも今は可能になり、作文、アイデア、分析、作画、作詞作曲など、驚くほど多岐にわたる分野で利用が可能となりました。　現在は子供たちが直接使用することには制限がありますが、今後、様々な検証が行われ、法整備が整い、普通に教育現場で使用されるようになるのではないでしょうか。

　教育トークラインの谷和樹編集長はいいます。
「令和六年十二月。文科省は、「生成ＡＩの利活用に関するガイドラインVer.2.0」を公開しました。
校務ではもちろん、子供の学習場面での活用については「３つの活用場面」が例示されました。

①　生成ＡＩ自体を学ぶ場面
②　使い方を学ぶ場面
③　各教科等の学びにおいて積極的に用いる場面

とりわけ③の「積極的に用いる場面」（問題を発見し、課題を設定する場面、自分の考えを形成する場面、異なる考えを整理したり、比較したり、深めたりする場面等での利活用等）は、今後さらに比率を増していくでしょう」

　今回の特集は、③を中心にした提案をご執筆いただきました。
　「子供たちが熱中して思考しながら、生成ＡＩを能動的に使いこなしていくための、すぐに使える授業展開例を提案していただく特集です」と谷編集長は語っています。
　生成AIのことはよく聞くけれど、それを教育現場でどう活用していくのかわからない、と途方に暮れている先生方に必読の内容です。詳しくは、トークライン10月号をお読みください！

【内容】
〈国語〉
物語文：求めるのは解ではなく、考えるヒントである（長谷川博之）
説明文：子供が熱中する生成AIの使い方（水本和希）
言語事項：向山実践「文を長く書く」×生成AI（林健広）
〈算数〉
図形単元：二等辺三角形の作図は、生成AIよりも人間の方が上手である（塩谷直大）
文章問題：探究型学習を空白なく進める（小嶋悠紀）
証明問題：わざと間違えた解答を出し、討論につなげる（星野優子）
〈社会〉
写真の読み取り：向山型社会は高校生にも実践できる（日戸勇希）
調べ学習：社会科で生成AIを使うならばまずこの３つの方法で（小塚祐爾）
〈理科〉
実験：実験が失敗した理由を考えるパートナーとしての生成AI（吉原尚寛）
観察：生成AIを用いることで速く、的確なアドバイスをもらえる（上田浩人）
〈英語〉
ChatGPTボイスモードを使った英会話練習ステップ５（白鳥友樹）
〈図工〉
Canvaのマジック生成で画像を作り、突っ込みを入れさせる（溝端久輝子）
〈音楽〉
小学生にもできる！　オリジナルソングの具現化（丸山美香）
〈体育〉
生成AIの活用で動きを可視化し、課題を発見できる体育授業（加藤三紘）

板書術・ノート術では、「ジャンボホワイト・MYノート」の実践をご紹介します！

　「ジャンボホワイト・MYノート（TOSSノート）」は、教育技術研究所の大ヒット教材です。
　実は、板書をノートに書き写すという作業は、子供にとって負荷の大きい作業です。
　黒板に書かれていることを、一度手元のノートのどこにどのように書いたらいいか、脳内で変換作業をしてから行わなければならないからです。特に発達障害のある子供にとっては、非常に難しい作業なのです。
　その負荷を最大限少なくするための教材が「ジャンボホワイト・MYノート」です。
　手元にあるノートと同じマス目、同じ罫線で先生が書いているので、子供は見たままを書き写せばよいのです。
　また、黒板に白い「ジャンボホワイト・MYノート」を掲示するだけで、自然に視線を集め、集中させる効果もあるのです。

　山形の佐藤智彦氏は、そんな「ジャンボホワイト・MYノート」を使用したノート指導の実践を報告してくれました。
　飛び込み授業をしたクラスで、一目見て「子供たちのノートを見ると、てんでばらばら。「学習の個性化」などではない、「放任」が疑われる状況であった。何か手だてを講じなければ授業が安定しないと判断した。」と判断した佐藤氏が、この教材を使用してうまくいった実践です。
　最後に佐藤氏はいいます。
　「自立した学習者の育成を目指すためにも、我々教師は「放任」することなく、板書やノート指導に力を入れたい。」

　詳しく知りたい方は、ぜひ、トークライン10月号をお読みください！

AI×教育のコーナーでは、AIを利用した鮮やかなアートをご紹介します！

　生成AIを教育でどのように活用していくか、TOSSでは生成AIが登場したばかりの時から研究してきました。
　このコーナーは、TOSSの「AI活用教育賞」の受賞者がリレーで執筆しています。
　今回ご執筆くださったのは、大阪の寺田真紀子氏です。
　AIの一つの可能性である「図工」。
　その図工での指導について、TOSSで昔から取り組んでいる「酒井式描画指導」を取り入れながら行った実践です。
　鮮やかな作品群は、デジタルトークライン（購読者限定WEBサイト）でご確認できます。

　寺田氏はいいます。
　「教師が実際に描く経験は不可欠だが、今後はＡＩを活用することで、より深い表現指導が可能となる。図工にも生成ＡＩは欠かせない存在になるだろう。」
　本当に、そういった時代がすぐ目の前に迫っています。
　詳しくは、ぜひ、トークライン10月号をお読みください！

「デジタル・トークライン」は豪華コンテンツぞろい！

★お知らせ★ 「デジタル・トークライン」のアドレスが変わりました！
これまで下の方まで長くスクロールしなければなりませんでしたが、新ページでは　①もくじ　②本誌カラー画像　③動画コンテンツ　④教育コミュニティ（社会貢献活動）　と、ページごとに表示されるようになりました。
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「デジタル・トークライン」10月号
【CONTENTS】
●データで確認！　本誌カラー資料＆PDF●
１、［特集］：子供が熱中して思考する「生成ＡＩ」の使い方
２、大成功の絵画工作指導
３、本誌掲載論文の関連カラー画像
①写真で解説！TOSS流板書術・ノート術
②授業が激変！TOSS指導法最前線
③現在進行形の教科書単元
④「基礎基本の授業例」と「主体的で深い学びの授業例」
⑤授業技量向上の法則
⑥人気ライター　トークラインここだけの裏話
４、トークライン本誌ＰＤＦデータ　※2025年度から掲載位置が変わりました。

●デジタル版だけの特典！　動画コンテンツ●
５、向山洋一の言葉から学ぶ教育実践　～「向山洋一映像全集」より～
　※使用映像：「向山洋一映像全集」第六巻「言葉を追究する国語指導」
６、谷編集長の５minアンサー「初任者研修のテーマについて」
７、高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版！
　吉原尚寛先生「マイナス発言への対応」
８、今月のサークル動画

●教師の社会貢献活動を応援する！　教育コミュニティ●
９、教育コミュニティコンテンツ

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～『教育トークライン』とは～

『教育トークライン』誌は、先生のための教育総合情報誌です。“明日の授業にすぐに役立つ”情報から、これからの教育界を先取りした最新情報まで、幅広い情報を先生方にお届けします。

「すべての子供の学力を保障する」

このスローガンを掲げ、すべての子供が等しく高いレベルの教育を受けられるように、教育技術や教育情報を共有するための雑誌として、『教育トークライン』誌は誕生しました。1989年の第1号発行より、多くの先生方の応援を受け、定期購読誌として発展してきました。

●『教育トークライン』の内容
・向山洋一(TOSS最高顧問)、向山行雄氏(全国連合小学校長会顧問)の貴重な論文
・“明日の授業ですぐに使える”情報や、最新の教育情報を知ることができる特集
・新任の先生でも、すぐに授業で試し、効果をあげることができる授業実践の紹介
・特別支援教育について、専門家や最前線で活躍する先生の、“困ったあの子にどう対応すればいいの?”という疑問を解決してくれる連載
など。

先生方の悩みが解消し、「明日、学校に行くのが楽しみになる」ように、『教育トークライン』誌は全力で応援しています。学級経営や授業に悩んでいる先生、より良い教師になるために学びたい先生、ぜひ『教育トークライン』誌をご購読ください。

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